Ready at Dawn

時事問題について書いています。

千葉県の川の洪水について

数日前のヤフーニュースで見て、気になっていたので。

 

今朝のNHKのラジオで、千葉県の災害について政府の支援が決まったと聞きました。

 

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6474995

牛舎で濁流に襲われた酪農家、乳牛10頭失う…機械類の復旧には数千万円「やめるしかない」
9/10(日) 20:56配信

読売新聞オンライン

 

8日の大雨で、観測史上最大の降水量を記録した千葉県鴨川市。記者は9日、同市浜荻地区に入った。袋倉川から水があふれ、流域の住宅や事業所が浸水したという。

(中略)

「2019年の台風でも川の水があふれたので、改善するよう行政に要望していたが、何も変わらなかった」。廃棄物処理業の男性(81)は憤る。

以下はコメントより。

 

海外バラマキする前に国内で自然災害にあった農家さんとかを助けるために税金を使ってほしいです。まずは国内優先お願いします。余裕があるときにだけ海外に支援をしてください。税金は湯水のように湧くものでもなく国民から預かってるお金だと認識してほしい。

 

 

治水工事は様々な場所で実施しています。 例えば4年前に宮城県の南部で大きな被害があり、その根本的な原因である川の急カーブを解決するために、川の流れを真っ直ぐにする計画があります。 でもそのためには土地の所有者から土地を買い上げる必要があり、所有者が遠隔地にいたり相続されていたりして、国土交通省の方々は大変な思いをしながら下準備を進めてくださっています。 現状では土地に関する調整にやっと目処が立ち、やっと工事を始められるかなという感じですが、それにだって相当な時間や費用が必要になります。 千葉県のケースは細かくは存じませんが、調べたところ根本的な解決のために大規模なプロジェクトが進んでいるようです。 が、恐らく同様の事情で治水工事には時間が掛かるもので、正直に言って4年で根本的な解決などできないのです。 他の方が仰っているような何もしていないような口ぶりは、従事している方々に失礼では。

 

海外に2兆円以上支援するのも、国防やらなんやらなら大目にみますが。 ならば国内の災害被災者、特に一次産業被災者への支援と補填で海外のせめて半分の1兆円くらい出してあげて欲しい。 国内産業守護の為に使うなら、税金使うなとは言わないから。 海外に使って国内にもし使わないなら、それは国防とは言わん。

 

今残ってくれている酪農家さんを大事にしないとって言う危機的状況なのに、補助しないなんて本当におかしい。 親日国に補助することは必要ですが、ウクライナとかに1兆もばら撒きするなら国内の酪農を十分補助できるはず。

 

一次産業の衰退は海外に依存度を高める最悪のシナリオの序章です。 1度手を引いた事業をまたやってくれと国で補助金なんか出しても後の祭り、再度チャレンジする人は皆無でしょうね。 食に関しては水や電気と同列のライフラインなのでしっかり国がフォローするべき事案なのに後手後手で具体的な施策は何もなし。 機械代が上がり燃料費が上がり電気代が上がり肥料や農薬まで上がってる今、若い人が一次産業やるわけない。 非正規雇用の時給あげるのもいいが、全体的な底上げしなきゃ漏れたとこは潰れるぞ。

 

畜産保険に加入していれば災害時に牛や機械も 保険金がでます。 例えるならば車の任意保険に加入してない車に 行政が補償するのと同じ理屈になりますよ。 補償がないのはおかしくはないと思いますが。 行政から補償があるなら何のリスクもない職業になりますからそれこそおかしい。 税制上で被害に応じて免税や低金利貸付などは あるべきだとは思います。

 

食料自給は国防上も必要不可欠です。国際的な食料物流が無かった江戸時代の身分制度士農工商)はその証です。戦後、工業は大きく発展し、インバウンドなど外国人向け商業にも力を入れている中で、農業だけは取り残されていると感じる。農業分野は国政に係わる人たちから見たら大きな経済効果を生むわけではないので軽視されがちで、日本の農業の衰退はその顛末ではないかと思う。米国のような広大な大地があるわけでもなく、フランスのような手厚い政府の支援があるわけでもない。狭い国土、高低差、台風など様々な逆風を乗り越えて維持しているのです。大規模化や法人化など色々言う方がいらっしゃいますが、大手が参入しても不採算事業として撤退するケースが殆どで、それだけ厳しい世界がゆえ後継者も不足するんです。日本として、格納容器も含め一発5億円以上というトマホーク400発が必要というならば、食料の安定確保も同時に必要不可欠だと思います

 

 

北海道ですが、知人の酪農家は今は牛乳バブルで物凄く儲かっていると言っていた。 見に行くと、ロボット搾乳で自動的に牛を誘導し搾乳場所についたら勝手に搾乳していた。 コンピュータ管理。 牛舎なんかは近代的で何かの企業工場みたいであった。 昭和に見た、あのサイロや古そうな牛舎ではなくなっている。 国の補助だそうです。 数十億規模だそうです。 最新トラクターなども新しめの物が、数台。 これが普通クラスで、もっと大きな酪農家はまだ規模が大きいと言っていた。

 

今までに浸水数回、12年前には屋根まで水没で被害約1億円。うちも小さな会社やってるけど補助なんて貰った事無い。だから毎年高い保険料を払っている。

 

この様な被害は日本各地でこれからも相次ぐだろう。気象災害は昔ほど多くの人命を奪わなくなった。予報や予測が発達したからだ。かつて暴れ川と呼ばれた河川も人間の手によって手懐けられた感はある。ハザードマップなど人々への被害予想周知も行われてきた。しかし、ここに至って気候変動による気象災害は毎年の様に各地で猛威を振るう様になった。国や地方の行政は災害復旧と災害予防を続け様に行わなければならずこれが追いつかなくなってしまった。

 

河川って、その部分だけを広げたりすると今度は他の箇所で溢れるようになるので下流から順番にやっていく必要がある。道路事業と違って何十年もかかる仕事だし、今は国土強靭化で補正予算つけまくって治水事業やってますよ

 

 

海外支援を、つづけているのは、慈善とかでなく、資源の確保や、日本企業の海外進出につながっている面もある。 ブロック経済とか習わないのだろうか、短絡的な批判が多いよな。 ガソリンも、価格が上がったと言っても、欧州よりは安いんだが。 こういう時は、ドイツを見習えとか言わないのだよね。

 

 


「乳牛頭数を増やしたら(僅かな)補助金を出します」との政府の方針で少なくない畜産家が借金して牛舎も設備も拡張したのは数年前のこと。 今はウクライナ問題で飼料価格は2倍に、今度は、飼料補助を出してくれるかと思いきや「牛を殺処分したら補助金を出します」と展望の持てない場当たり施策の押し付け。 多額の借金を抱えて、にっちもさっちも行かなくなったと親戚がこぼしていました。

 

 

ところがそんな単純な話ではないのですよ。 そもそも何十年も前から根拠のない国内障壁があり、主力生産地の北海道の牛乳は都府県へ移送できません。 その為、都府県で不足する分だけしか送れないのです。 牛乳は日持ちしないので飲用から需要を満たし、その他を加工に向けます。 乳価は飲用が高く加工向けが安いので、当然都府県の牛乳は飲用向けが主体となり、北海道の牛乳の多くは加工向けとなってしまいます。 もともとこの価格差は5割近く違うので、価格の安い北海道の酪農家は規模拡大するしか無く、対して利幅が大きい府県の酪農家は、土地が無くても餌や後継牛を飼う事で経営して来られました。 当然、労働時間もはるかに少ない経営が可能です。 10年ほど前に穀物高騰後にやっと乳価の見直しが行われましたが、それまで北海道は「一家総出で、サラルーマン一人分の所得」と称されていました。 これが現実です。

 

儲からないように、というか酪農をやめると補助金を出すと言ってる政府が日本の畜産をどんどんダメにしていってる。 あと減反政策も進めており国産の米が減るように仕向けている。 自給率が低い低いといいながら、国が率先して下げる方向に一生懸命なんだから日本を滅ぼすき満々と言わざるを得ない。

 

 

食料自給率アップには取り組まないと岸田総理は表明してます。 それよりも外国に国民の食の命運を握らせることに懸命です。 コオロギ食や農薬まみれ遺伝子操作食品の輸入拡大です。 いつの間にか中国産の化学物質混入食品の話もうやむやなままで、逆に中国は日本の食品禁止される始末。 やる気がない自民公明民主の政治家たちを選び続けた国民が愚かなだけ。 今でも廃業や減反補助金が出るんだから間違いない。

 

減反も牛減らしているのも 米や牛乳の消費量が右肩下がりになっているからですね。 自給率問題にしているなら勿論パンや麺など食べずに毎食米食べてますよね?

 

災害の支援はまず基礎自治体だよ。 災害関連の地方交付金の申請は市町村長から出されないと国も出せないわな。 それとも被災地に国が勝手に支払うのかいな? これ書くと青ポチ増えるが仕組みはそうなるから災害時の海外支援と国内支援を切り離して評さないと。 根拠のない批判は誹謗中傷と安芸高田市長も言ってるでしょうに。