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中国軍、日本の最高機密網に侵入 情報共有に支障 米報道

中国軍、日本の最高機密網に侵入 情報共有に支障 米報道(時事通信)
#Yahooニュース
2023/8/8(火) 5:43配信

 


 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は7日、中国人民解放軍ハッカーが日本の防衛省の最も機密性の高い情報を扱うコンピューターシステムに侵入していたと報じた。

 

 

コメントより

世界標準に規定された事を厳密に実践するだけで良いのに、、、。 それが出来ないんだよなぁ。 厳密に実践しようとするとあらゆる場面で効率低下・融通が効かずイライラ・多くの人物金が必要となるが、それを厭うようでは悪意あるハッカーの餌食だ。 それが嫌ならインターネットを使わない事だ。 限られたポイント間のみを繋ぐネットワークなら他国から侵入を許す事はない。もちろん、インターネットとは多層的かつ物理的に切り離されている事が大切だし、データアクセス権の細やかで厳格な管理が必要だ。

 

 

 

私も業界に長年いますが、感想として日本人のITエンジニアは他国に比べても優秀だとは思います。ただスピードが異様に遅い。 それには進め方に原因があって、どうでもいい機能でも完璧でないと認められない。あと顧客の要求を良くも悪くも鵜呑みにしてしまう。矛盾を感じても言い出せないし言っても潰される。その要因は多重請負。 中国のエンジニアとも付き合いは長いですが、彼らはとにかく手が早い。細かく見ると穴はあるが幹のところを凄いスピードで作り上げる。どっちがいいかは置いといて、セキュリティ対策でも同じ事が言えるのでは。 日本がセキュリティ対策の資料を受け身のお偉方に紙で説明してる間に、何万回もアタックを受けている状況だと思います。

 

かつて三菱に勤めて居られた方が、防衛装備品を新たに開発、製造しても近隣国は1年後には同等のモノを造ってくると仰っていた。 どう考えても機密情報を売るか、諜報員が入り込んでいると思う。

 

スパイ防止法の立案を急ぐべきです。また、この事件は、日本の縦割り行政の弊害が出ている1つの事例だと思います。各省庁の予算は省庁ごとに異なり、サイバーセキュリティ対策も各省庁バラバラに取り組んでいます。省庁再編の時期に来ていると思います。

 

防衛省の最高機密のシステムが中国軍にあっさり侵入され、「衝撃的なほどひどい」「日本の近代史上、最も有害なハッキング」を受けていたことを2020年秋にNSAが察知していたというニュース。 甚大な被害が出ても気付かずアメリカさんに教えて貰う始末。これでは日米間の情報共有に支障が起こりうると懸念されてしまってる。 幹部がはるばる直接防衛省に伝えにきたそうな。2020年秋ということは安倍内閣の河野大臣か菅内閣の岸大臣か。未だ対策が講じられてないと懸念されるのも納得の面々。 決して日本に優秀な技術が存在しない訳ではなく、集団をまとめるガバナンスや十分な運営をおこなう予算が不十分なのである。いくら防衛費が確保されても中抜き&汚職天国や無駄遣い祭りを満喫する人達がいる限りは骨抜きセキュリティになるのがオチだ。

 

2000年代の初頭はぶっちぎりでIT先進国だったんだけどね。 台湾のIT大臣オードリータン氏も当時の日本を「夢の国」と呼んだほど。しかし当時その最先端の技術者達の扱いはとても酷く寝れない帰れない低賃金という最悪の状況で辞める人、病む人、自ら終わらせる人が後を絶たない業界になった。 その結果、2000年くらいの政府機関のWEBページより今の方が劣化している状況。天下り先と税金美味い美味いして実作業する技術者や企業には、ほとんどお金が降りない構造にしちゃってとうとう日本の防衛まで危機にさらす結果に、、、。