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まもなく日本の「基幹産業」がどんどん消えてなくなる!(現代ビジネス)

 

さらば「日本製」…まもなく日本の「基幹産業」がどんどん消えてなくなる!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

日本製鉄をはじめ各社は、二酸化炭素排出量を激減させられる「水素製鉄」と呼ばれる手法を研究しているが、実現への道のりは険しいという。今回、日本製鉄・橋本社長は本誌の取材にこう吐露した。

(中略)

 そしていま、この技術で日本は中国に後れを取っているという。

 「中国の鉄鋼メーカーは国有企業ですから、政府の後ろ盾で水素製鉄の技術開発にバンバン投資している。一方で日本政府は、二酸化炭素削減のために炭素税(排出量に応じて課される税金)を鉄鋼業に課すといいます。

 小泉(進次郎)環境大臣にも言ったのですが、排出量の削減には研究開発が不可欠。そちらにカネをかけるべき時に、税金を取るなんて逆効果です。

 ここで中国に負けたら、世界は中国産の鉄を使うようになり、日本の鋼材は使用禁止になるかもしれません。政府の支援がなければ我々は『アウト』ですし、日本経済の息の根も止まってしまいます」

 政府の全面的バックアップを受ける中国のメーカーに、落日を迎えた日本の製鉄各社が渡り合うのは絶望的だ。これでは10年と時をおかずして、早々に明暗が分かれることになりかねない。

 

 

 

技術者・研究者を育ててこなかった。
「2位じゃダメなんですか」とある議員が言ったぐらいの国なので、研究予算を削れるだけ削ってきた。工場回して物を作っているだけじゃ所詮「下請け」に過ぎない。やはり技術を磨き、特許を取りまくらないと世界には勝てない。

米国の大都市に住んでいますが、ここには日本人のPhD.やMDがたくさんいます。中には永住している人も多い。どの人に聞いても、その理由が共通している。「日本だったら、これと同じレベルの仕事と待遇はない」なんです。大学や企業で研究している人も少なくないですが、もらえる予算と、任される仕事のレベルが全然違うんだそうです。

大学院とかは、学生は大学からでる奨学金や教授・研究補助で、生活に心配することなく自分の学業・研究を進められますし。

日本政府は、もっと研究・技術開発予算と増やしてください。予算の振り分け方が間違っていますよ。

 

 

目先の利益追求で海外特に中国に製造拠点を移した結果だろう。10年、20年先を見て真面目にやってきた会社が潰れ、安い労働力で勝ってきた会社さえも危ういとは皮肉なもんだ。
今一度真面目に労働する文化を築き上げないと焦土化しかねないと思っている。

 

 

国内でモノを作ろうと思ったら競合の国内企業が海外調達するチャージが安い中国や途上国と相見積もりで戦わなければいけない。
結果、受注金額がさらに下がり国内でモノを作ると赤字になり、品質をギリギリまで落とした低品質のメイドインジャパンが完成する。
今までなら付加価値で勝負していた企業も利益優先で多少の品質ダウンを受け入れて安い所へ仕事を出すようになった客先から失注が発生

この負のサイクルを生み出した目先の利益優先主義がある限り給与は上がらない