Ready at Dawn

時事問題について書いています。

ウイグル巡る中国制裁、踏み絵迫られる日本-菅首相は4月に訪米

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0794cc68821bdd3abc6bd1c46c4fb497109c9aac?page=1
ブルームバーグ): 新疆ウイグル自治区の人権問題を理由に米国や欧州連合(EU)が制裁措置へ踏み切る中、経済への影響が懸念される日本は慎重な姿勢を崩していない。菅義偉首相の訪米を4月上旬に控え、決断を迫られる時期は遠くないとの指摘もある。

(中略)

制裁を可能にする法整備を目指す国民民主党山尾志桜里衆院議員は、1989年の天安門事件後に「一番に経済制裁解除に踏み切った国が日本だ」とした上で、「対話と協調路線で民主主義が深まることはなかった」と振り返る。「人権を守る国や企業でないと経済も追求できない状況に国際社会が変わり始めている」との認識であり、政府には「視点を早く変えてほしい」と求めた。
菅政権で外交担当の内閣官房参与を務める宮家邦彦氏は対中政策での日本の難しい立場を示唆した。「日本にとって中国は重要な隣国であり、両国は地理的に離れることはできない」とした上で、制裁を可能にする法整備をしても実際に発動するかどうかは「全く別物だ」と英語でのインタビューで述べた。

 

 

民主主義有力国は経済的にも連携を強化し、中国抜きの経済活動を目指すべき時が来ている。

軍事的にもクアッド4か国包囲網+イギリス、フランス、ドイツもインド太平洋に急速に危機感を募らせ、
EUは中国に対し大きく方向転換し始めている。

貿易なので競争要素はもちろんあるが、これは民主主義世界の一般競争市場原理。
貿易で他国に取り込み、すぐに輸出入の嫌がらせをやり、
他国の庭に土足で踏み込み「ここはオレ様の庭だ、歯向かうなら撃てるんだゾ」
今ドキ、こんな覇権主義など世界の民主主義有力国から総スカンを食って当然。

各国一致連携の軍事力による強大な抑止力の発揮、経済的連携による中国市場の突き放しに尽力して欲しい。

 

 


確かに経済的利益を考えたら慎重になるのも分かります。
しかし、中共はその経済的利益を遥かに上回るほどの不利益を日本に与えようと虎視眈々と準備してきたのも事実です。
日本の技術、知的財産をを窃盗し、尖閣を盗りにきており、沖縄、そして日本も取り込む野心を持っています。
目の前の利益に翻弄されてはいけない。世界はそれで中共にやられてきたのです。

 

 

周近平の独裁体制が固まった事で西太平洋地域の覇権を握るという
野望をあからさまに出すようになった中国に対して、欧米諸国は毅然
とNOを表明している中で、日本政府は旧態依然とした曖昧な対応を
続けていますが、周近平が第二次世界大戦で欧州各国に侵攻を続けた
ヒットラーと同じ覇権主義者だという事を認識して、経済優先主義を
捨てて国防を重視した国家体制の再構築を急ぐべきです。

 

 

日本は、政府も企業も脱中国に転換するべきだ。
企業は、東南アジア等に分散し、政府は、付き合いと、間違ってる事への非難を別けて考える必要がある。
言うべきは、しっかり言う。
今まで日本が苦手として来た部分だが、世界では通用しない。

 

 

天安門事件の時もそうでしたね。
経済界が中国との関係悪化を恐れて政府に圧力をかけました。その時の愚が未だに尾を引いて、現代のナチスとも言える中国共産党の跋扈を許しています。

目先の利益か、将来的なリターンか。
今一度国益を考えた判断を下して欲しいものです。

 


日本も人権問題では中国のから見れば簡単には中国を制裁できる訳が無いと見下されてますよ。日本の経済に与える影響を考えれば怖じ気づくのも分かるね。ましてや新中派議員を筆頭に経済界も中国抜きでは、国が成り立たないと考えてるからね。その結果が中国の意思を押し付けるれても反論できない日本の従順政策に有るのでしょうね。簡単には言えば決断力の無い日本の馴れ合い性格が有るのが問題なのかもね。