Ready at Dawn

時事問題について書いています。

中国が迫る尖閣諸島 日中衝突はあるのか?元陸将と台湾の研究者が語る懸念

中国が迫る尖閣諸島 日中衝突はあるのか?元陸将と台湾の研究者が語る懸念(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

(ジャーナリスト・小川匡則、森健/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

■山下裕貴・千葉科学大学客員教授、元陸上自衛隊・陸将

(中略)

揚陸艦というのは航空機と兵員を載せ、強襲上陸するための艦ですが、中国の新型揚陸艦は約4万トンで、ヘリ30機、兵員1500人、ホバークラフト3隻を搭載。また、海軍陸戦隊は3万人以上に増強されるとの指摘があります。日本とは比較できない戦力です

(中略)

中国は沿岸警備隊にあたる海警局を武警(人民武装警察部隊)に編入して、中央軍事委員会の下に置きました。日本で言えば、海上保安庁海上自衛隊の指揮下にする大きな変更です。日本では海警法の武器使用ばかりが注目されますが、中国が昨年行った二つの関連法改正にも注意すべきです

(中略)

海警局は中央軍事委員会の指揮下にあり、軍と同じ任務を負うことができるのです。海警局の公船は2012年に40隻(1000トン級以上)でしたが、いまは130隻。対して、海保の巡視船は66隻です。

(中略)

尖閣対処では、中国軍の戦力が圧倒的になった今日、国際的に連携した抑止が必要です。

(中略)

いまの中国は1930年代の日本を連想させます。日本は第1次大戦後、国際協調を無視して国際連盟を脱退。そして経済制裁など国際的な包囲網を敷かれ、追い込まれて暴走しました。今の中国はそれに似ています。暴走させないことも大切です。

(中略)

1968年、国連アジア極東経済委員会(ECAFE)が尖閣沖の海底資源を調査し、1095億バレルもの豊富な原油資源があると翌年に報告した。中国が尖閣諸島の領有権を主張し始めたのは、それ以降のことだ。だが、当時の日本は中国との間で「棚上げ」にしてしまった。

(中略)

■林泉忠(りん・せんちゅう)・元台湾中央研究院近代史研究所副研究員

(中略)

キーワードは『サラミ戦術』です。サラミソーセージを薄くスライスして切っていくように、少しずつ現状を変えていき、当初の目的を達成する戦術です。

(中略)

昨年から中国の公船が明白に日本の民間漁船の活動をやめさせるようになった。これは重要な変化です。つまり、中国は『パトロールの常態化』から、『尖閣海域の管理』の方向に動き始めたわけです。日本側は中国の島占領の可能性ばかりに注目し、この静かな変化をしっかりと認識していないように見えます。

(中略)

象徴的な場面が昨年11月の王毅外相の来日時にありました。外相は11月25日に菅義偉首相と会談を行った後、記者団に対し、尖閣諸島周辺海域に日中双方の公船以外の船舶を入れないことで事態の改善を図ることを日本に提案しました。日本のメディアはあまり注目しませんでしたが、この発言の意味は非常に大きい。日本の民間漁船は尖閣水域に来るなということは、海警局の船が来ることを日本側に認めさせたいという発言で、これは明らかな変化ですん

今後中国が目指すのは『尖閣の日中共同管理』です。共同管理とは、尖閣の領海に公船が自由に入っていき、漁船が勝手に入ってきた場合には排除できる状況。そうなって初めて本当の管理の状態となります。これが2020年から進行しているのです

日本は中国の戦略を読み違えている、と私は以前から指摘してきました。日本は中国が尖閣諸島を武力で占領することばかりを警戒してきたが、実際にはサラミ戦術が進行した。私の見立てでは、中国はもともと武力占領を目標としていません。なぜならコストが高すぎるからです

(中略)

今後、日本の民間漁船が周辺海域に行く場合、海上保安庁の船が守れるか。守りきれないのなら、現状変更はさらに進行するでしょう

(Yahoo!ニュース オリジナル特集 4/15 17:55配信)

 

 

 

益尾知佐子 国際政治学者/九州大学大学院 准教授

後半の林さんは面白い方なんですよね。記事に書いてないのであえて伏せますが、諸事情により、彼は中国の海洋関連の学者が中で何を議論しているかをかなり詳しくご存知です。中国が日本漁船を排除し尖閣の共同統治を狙っているというのは、現時点の目的としては当たっているはずです。もっとも、私は習近平はそこで思いとどまるわけではなく、抗日の歴史的屈辱を晴らそうと「奪回」すると思いますけどね。尖閣の政治的ポイントは高いですよ。

 

他方で、前半部分の最後には「『悪いのは習近平』として国内で変革を促すことが重要」という指摘がありますが、恐縮ながらこれは絵に描いた餅です。庶民は習近平派ですし、なにより当局があの監視技術を握っている限り、「変革」を目指すことは死を意味します。中国人は利得計算に長けているため、ほとんどの人は自分に得にならないことをやるより我慢します。リアリティーのある中国政策が必要だと思います。

 

 

 

日本の領土を奪い取ろうとしている中国で

日本企業は金儲けをしている。

中国に進出して中国の富国強兵を助けている。

企業の幹部は日本国民の一員としての自覚を持って、

このような国に投資することをやめるべきと思う。

 

 

 

田中角栄の棚上げがなければ・・・。

当時、随行した大平正芳が「大変なことになる」と口にしたことが現実になった。

1972年に、平然と自衛隊を駐留させておけば、何の問題もなかった。

日本の援助が欲しかった中国、そして国力の違いが歴然とあった当時の日本なら、何の問題もなかった。

全方位外交などとユートピアを夢見た馬鹿な政治家と官僚が日本を窮地に追い込んだ。

 

 

 

海上保安庁の皆さんいつもご苦労様です。

尖閣沖の漁師さんを守る為にいつも仕事をしていただき。

時間も関係なしに仕事をしていただきありがとう。

日本政府よりよほど頼りになります。ありがとう。

自衛隊と交代で警備にあたる事が良いと思いますが。

そんな訳には行かないのでしょう。。

日本の政治家がもっと正しい事をしてください。

中国の顔色ばかり見ていないで正しい事をしてください。

 

 

 

長い目で見ると中国は日本の善意を仇で返す事ばかりだ。戦後日本の製鉄会社は中国の製鉄所作りに損得勘定抜きで協力し技術輸出した。天安門の虐殺の後は率先して制裁を解除、又パナは松下幸之助の指揮下中国に資本進出し経済復興に協力した。しかし一旦関係がこじれると戦後受けた恩義など全く無視し、反日運動をやり、パナの工場や日本が関係する物産を破壊。更に日本が善意で技術輸出した製鉄所で日本を威嚇、攻撃する空母、軍艦他の大量の兵器を作った。長い目で見て中国に進出し儲けようと思ってると長期的には国家を揺るがしかねない厄災となって返ってくるということがよくわかる。日本企業には今後は中国から手を引いて彼等を決して信用しない事だ。

 

 

 

 

今の子供達や若い人達の未来が心底心配。

だから軍備増強には大賛成、反対派の人達って今の自分が良ければいいんだよね。

戦争はいけないと思うし反対なんだけど、侵略されたとしても戦わない、負けても良いって思考にはなれない。

護りたいなら、とても攻撃すら気になれない様な力が必要な状況に置かれている事を知り、対策しなくてはいけない。

軍備増強の為に増税は嫌?今の生活で手一杯?

中華に侵略されたとしたら全て奪われ、搾取され、今以下の生活になるんだよ。

本気で考えようよ。

 

 

 

これだけ、連日軍艦や戦闘航空機を送ってくるのだから、当然尖閣取りを狙っているでしょう。あと、1、2年したら確実に占領作戦が実行されるんじゃないかな。その次は沖縄。中国の経済力がアメリカを上回っていれば、その次は日本本土が標的でしょうね。

 

 

 

日本はアメリカが先に衝突してくれと願ってるけど、アメリカは日本が

先に衝突してくれと願ってる。両国とも矢面に立ちたくないから、

でもいずれは中国と自由陣営は衝突すると思うが

その時ソ連を自由陣営に入れてはいけない。

 

 

 

尖閣が奪われたら、さすがの日本も核武装するでしょ。

今のままの日本だと奪われる気しかしないので、奪われた時こそ核武装してね。

最大限、中に後悔させる事くらいはお願いします。

 

 

 

 

お二人の記事の中で欠けている事は日中の産業依存構造が事の流れに大きく影響すると言う事。

日本の経済は2010年代後半からハッキリと下降線を辿っており、国民一人当たりのGDPも上昇してはいない。サラリーマンにおいては大半の人が2000年代に比較して大幅に減少しているし増税と控除の廃止などで実質生活レベルは下がっているにも拘らず一定の生活水準を維持で来ている背景には中国産の安価な生活品を購入しているYと言う背景がある。ここは実は日本人にとってアキレス腱でありここを突かれれば日本は抵抗すること無く中国の属国になるしかなくなる。

軍事的側面と経済的側面の両方で国家体制を考え直さなければならないでしょう。

 

 

 

 

>彼らの目標は、香港、マカオ、そして台湾を編入し国家を統一することです。最後の目標が台湾です。

 

南シナ海での領土領海の拡張、インドとの領土紛争を見ると、最後の目標が台湾でないことは明白。尖閣の強奪が成功すれば次は沖縄。そして太平洋の西半分。これが成功した頃には米国の衰退が進み、米国西海岸に沿って新九段線が引かれる恐れもある。